父親はぜひとも吉岡秀隆にやってほしかった。 中村獅童は僕の中でキャラが濃すぎるんで。残念！ 　見直すほどの演技力ですら補えないほどにキャラが濃ゆいんです。

全体的に丁寧・良心的に作ってあるとは思った。 それだけに全ての要素が事なかれ...臆病すぎかなって風にも感じた。 クライマックスはもっとむくむくと盛り上げて感情に訴えても 良かったかなと思う。すべてをキチンとキレイに納め過ぎ。 まぁそれが色と言えば色なのかもしれないけれど。

エンディング、テーマソングの「花」が邪魔。 歌詞がいちいち浅いし、あまつさえラップだもんな。 セイイェ〜（イェ〜）とか青い声で吠えられても　だ。 作品の透明感、台無し、余韻ぶちこわし。

竹内結子の演技が良かった。セリフや目線などの表情はもとより、 手の動きとかで演技してるなぁと思った。だって旦那の前では妻の手なのに、 息子の前では母の手なの！　感心しちゃったよ。 貞子の最初の犠牲者から幾年月...いい女優さんになった（ホロリ）

作中の絵本、売ってるわ……　こういうのは冷めるな。でも欲しい人はチェキラッチョ。

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