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[コメント] ピエロの赤い鼻(2003/仏)

物すごくいいものを新聞紙か何かで適当にくるんでしまったような「惜しさ」が残った。
ユリノキマリ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







子供に語って聞かせるというスタイルにする必要がどこにあったのか、全くわかりません。

「ちょっと英雄気取ってみたくて爆破事件起こしました。

つかまりました。

ドイツ兵の中にも「いい人」がいました。

自分たちは命拾いしましたが、「いい人」は死んでしまいました……。

で、「いい人」を讃える意味で、今はピエロやってま〜す」

↑これで十分だったんではないかと。

父親が「笑いもの」なのを嫌うというのは、思春期の少年の気持ちとしては、どこもおかしくないのに、あの、見るからに好人物の父親のピエロぶりをしらーっと見ているという「だけ」で、ぶーたれててかわいくない子だなあと思わせてしまう、そんな佇まいができてしまい、気の毒でした。

(評価:★3)

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