[コメント] ネバーランド(2004/英=米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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鑑賞から既に2週間経過しているだけに、正直上手く記憶を辿れる自信が無い。実を言うと、本作を見ても俺はコレと言って特に何かを感じた訳ではない。音楽は確かに良いと思うけど、音楽だけ評価してもそれじゃ映画批評にならないし、「夢見る事の素晴らしさ」と言われても特に何か感じる訳でもないし・・・
っていうか、俺が夢見れてないだけなのかもしれないけどさぁ、芝生の上で海賊ごっこやってるシーン、アレ、劇中でそのシーンを水やセットを使って再現すれば素晴らしく見えるかもしれないし、ジョニー・デップのセルフパロディに思わずニヤリと含み笑いをしてしまうかもしれないけど、例の「想像」とやらのお陰で「芝生の上でガキの為に必死に妄想してる痛い大人」にしか見えなかった僕は、ネバーランドに行く事は出来ないのでしょうか?(アホ
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何て言うか、確かに上手く作られた良作で、コレだけの評価を受ける事には納得できるのだけど、特に何か心に響いて来たと言う訳でもなく、ただ漠然と見ていた。
良作。――だけど、何かなぁ。
そんな印象。
例の如く「泣ける」と言う宣伝はまた嘘っぱちで、この映画は泣く、と言うよりも、心にじんわりと暖かい「何か」が染み渡ってくる貼るカイロみたいな物だろう(何か違
正直言って「夢を見る」「信じる心」の素晴らしさを謳う作品って今まで散々作られてきているからだろうか、それとも単純に俺がそういうかったるい物を嫌っているだけなのか、その辺りは良く分からないが、特に心に響いてこない。何でだろう。きっと僕のネバーランド行きの切符の有効期限が切れているんだろう。
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ジョニー・デップと少年の交流、家族、そして夫婦関係等々、それぞれをきちんと描き分け、ちゃんと完結させている点に、脚本の完成度が見える。役者達の演技も素晴らしい。ま、ジョニー・デップは『シザーハンズ』の方が好きだけど(しつこい
この作品の出来栄えを見て、監督は『チョコレート』の人と聞き納得。
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