[コメント] 春爛漫狸祭(1948/日)
モノクロだけど、華やか。おしゃれ。
次作『花くらべ狸御殿』ではヒロインを演じることになる喜多川千鶴が狸吉郎を演じています。背が高く、スタイルもいいので黒燕尾・白燕尾ともに似合っていますが、ダンスが…。『花くらべ−』の水ノ江滝子の優雅さには及びません。
ヒロインの明日待子、超カワイイ。
これまで、動く笠置シヅ子をほとんど見たことがなかったので、『花くらべ−』で「恋のジャングル」を歌う暁テル子を見て、私は暁テル子のほうが好きかも、なんて思っていたのですが、やっぱり、笠置シヅ子のほうが有名だけあって、オーラがすごいです。笑顔が明るくて、エネルギーにあふれていて、戦後の人々に希望を与えたというのもさもありなんという感じです。
『花くらべ−』ほどの濃さはないものの、華やかさ・おしゃれ度はシリーズ中2位を取れるのではないでしょうか。和洋自在。モダーンなリズム。まだ戦後3年だとは思えません。
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