[コメント] カンフーハッスル(2004/中国=香港)
「サッカーボールでそこまで破壊できるかよッ!」…ってのが前作のミソだったのに、斧でバンバン人殺しちゃって、某イラクで首チョンパされた青年がフラッシュバックするなど終始こわごわしなきゃならなくて何だか不快。
21世紀に入ってからというもの、リアルだから嫌。昔の残虐シーンなんて「一瞬、人形だった!」とか「まるっきり血のりじゃん!」とかそういうのが味だったのに、CG主流になってから…もっと誤解を恐れずにはっきり言えば、スピルバーグが『プライベート・ライアン』を作ったあたりから変わってきた様に思う。
リアルな残虐描写なら、もういつでもインターネットを通じて見れるようになったんだから、エンターテイメントには不必要。余計なアドレナリンが出てくるので勘違いしそうになるが、関東系のお笑い芸人と一緒で「それ笑えませんから。残念!」ということになる。
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