正直、少々ガッカリだよアンダーソン君(しつこい)･･･

そりゃランス・ヘンリクセンが指の間をトントンしたのには僕も狂喜しましたよ、でもですね、ちょっと頭を使いすぎたんでわないのでしょうか監督さん？

この手の映画において(少数の)客が求める所は(少なくとも僕は)ストーリーの合理性や納得ではなく、バッカじゃね〜の？と言われる仕事をいかに本気でやってくれるか否かであり、極論、そのいわゆる“男気”が作品を通じてどれほど感じ取れるか、そして、その自己満足をいかに羞恥なく全面に押し出す度胸をもっているか、それが(映画内容そっちのけで)ポイントだと思っておるのであります。そーゆー意味においてどうもこの作品からはアンダーソン監督の自己満足っぷりがいまひとつ伝わってこなかったのが至極残念な所でありました。でもこの映画を作ってくれたとゆーだけでも僕は嬉しいです、監督さんには感謝感謝。

《妄想》

同じポールのバーホーベンあたりなら間違いなくどぇらいのを撮ったでありましょうが、想像するのも恐ろしいので却下却下〜。