[コメント] 恋に落ちる確率(2003/デンマーク)
男の見る夢。
構成が複雑で置いてきぼりを食らう部分も多かったが、目に焼き付いたのは奇術や悪夢、虚構、そして耽美のイメージ。
男が憧れる異性のイメージはあくまで理想としてのそれ(イデアのようなもの)であり、現実にはその理想に触れることができない。触れることができたと思ったら、今度は現実が自分から乖離してしまっている。だがこれらの残酷な事実がわかっていたとしても、それでも理想を求めてしまう男のやりきれなさ。私にはこんな感じに映った。では女はどうなのだろうか。
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