[コメント] マイ・レフトフット(1989/アイルランド=英)
人間性の本質というものをハンディ・キャップを背負った主人公を通し、根底にずっしりと描き貫いたヒューマン・ドラマ。自分を模索していて表面的に流れがちな思春期の当時の自分にはイノセントさとその深さが響いた。
やはり映画にせよ音楽にせよ観たり聴いたりした時の年齢や状況や心理って大きい。俺は思春期に観た映画って後に影響しているもの大きいです。細部にこだわらずに作品を丸ごと受け入れられたからか?。この作品も小さな世界がすべてで視界が狭くなってる時に出会って感銘を受けた。主人公の弱さも強さもひっくるめて愛する母親の力強さ、彼の周囲の偏見の無い優しさ、真っ直ぐに生きる勇気と誠実さとそこから生まれる人間としての本質的な崇高さ。自分がかけ離れている気がし、又スクリーンを通してルイスの演じるブラウンが気高く感じられた。評価を得るために自身を磨き向上するのも必要だけど、邪心など無くひたむきに生きる尊さに圧倒された。生涯、道に迷ったときに見続けるであろう作品です。未来があるラスト、印象的で好きです。
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。