[コメント] 影なき声(1958/日)
なにかサムシングがありそうなんだけど…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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プロローグに相当するエピソードがかなり強烈な掴みになっているが、わずかな時間で切り上げてナレーションによる説明部分に入る。エンディングの謎解きもナレーションによる短時間の解説で終わってしまい、意外な犯人像が示されてもピンとこない。最初と最後の5分ずつを見ればストーリーはわかってしまうという構成になっている。
前半・南田洋子、後半・二谷英明と交代する主役同士もはっきり絡むところはなく、感情移入をあえて退けているような人物造形も引っかかる。極めつけは仇役グループの女で、かなりぶっ飛んだ切れキャラ(&ブス)というのもモヤモヤするところ。
鈴木清順初心者としては、この監督のスタイルがまだ全然わからないものの、何かはあるんだろうなぁという気配を感じることはできた。
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