[コメント] ミクロの決死圏(1966/米)
「SF世界を創造する」ことに対する素朴な楽しさ、喜びが作品から横溢する。原題"Fantastic Voyage"とは正反対のニュアンスの邦題だけど、どっちも映画の雰囲気をうまく現していると思う。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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潜水艇と司令部とが通信で繋がるというSFではお馴染みのシチュエーションも、何千メートルの深海や何万光年離れた宇宙空間ではなく実はそこに寝てるおっさんの体内、という距離感がユニーク。
手術室でハサミ落っことして耳官の中が大パニックになる、なんて即物的な表現が楽しいし、ラクウェル・ウェルチの肢体に免疫抗体が絡みついて攻撃されるなんて、実にフィジカルじゃないですか。
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