JLO好きなので、ただそれだけを理由に見た。

テンポが悪い映画が苦手な私でも、退屈にならないまったり感と、 いろんな人の気持ちが、ハリウッド映画としては意外にも 丁寧に描かれていたのが良かった。

Rギアの役どころに関しては、 妻が一番とか言いつつ、JLOに惹かれている感じが、 はっきりしない感じで若干腑に落ちなかったけれど。

でも、薔薇を贈るシーンで、 最初は「くせえよ」とか思ってたのに、 いつのまにか目が潤んでしまったのは、 その手腕にやられたせいだと素直に認めるしかない。 そういう意味ではなかなかの秀作じゃないかと。

JLOの役どころが主役じゃなかったのがファンとしては少し残念。 大会では、オデブのパートナーが前日にぶっ倒れ、 JLOと出場するのでは、なんて流れを期待してたんだが。

オリジナル未見なので、是非見てみたいですね、 どの程度忠実に作られたのかを。 でも、このキャストの後で見たら、やっぱり霞むんだろうなぁ。