[コメント] さよなら、さよならハリウッド(2002/米)
なんか今までにも見たよなー、こういうネタ。っていう作りではあるのに、なぜ毎回毎回笑ってしまうのか自分!!もう悔しいキー!!てな感じです。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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期待を裏切られない安心感というのは無意識のうちに自分の中にあると思う。絶対笑わせてくれるぞ、このじーさんめ!・・・という期待は裏切られたためしがない。『おいしい生活』や『スコルピオンの恋まじない』と同様、スッキリとまとめられており、そのシンプルさが物足りないかな?とは思えるものの、これ以上デコレートすれば煩くなってしまうっていうギリギリのラインまで持っていってるのは確か。やっぱ巧いよなーチキショー。
ストーリーに小粒な笑いが絡められており、見ている間中クスクス笑ってしまうんだけど、その笑いが、目が見えなくなってからのハルトリート・ウィリアムズとのやり取りでもう止まらなくなってしまうんです。まさにツボにはまってしまった感じ。じーさんのあの情けない表情だけでなく、きっと彼のウィスパー・ヴォイスまでもが情けなく響いてくるんですよね。
映画には安心感が必要かというと、そうではないと思っている私ですが、この安心感は最早病みつきです。これが彼の才能なんでしょうかね。
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05.09.12 記
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