[コメント] オペレッタ狸御殿(2004/日)
まぁなんとも安心して観ていられる作品。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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サクっと軽く楽しい映画が観たい気分だったので、鈴木清順監督作、70〜90年代の映画をすっ飛ばして、思わず借りてきてしまいました。でもその思いはアッサリ裏切られてしまいました。
絢爛豪華なハッタリ具合やばかばかしさ、奇抜さは存在しているんですが、不思議な事にとっても退屈。観ていて何度睡魔に襲われた事か。鈴木清順監督の作品はまだ数本しか観ていませんが、真面目さの中にバカらしさを感じるというか、ハードボイルドなくせにファニーっていうか、真面目なんだか不真面目なんだか…っていうすごいギリギリのラインを保っているところがこの監督のスゴイところなのかなー?と軽くシッタカこいて思っていたんですが、この作品はバカらしさの方に振り切っちゃってるんです。だからかは分かりませんが、まぁなんとも安心して観ていられる作品。イコール睡魔襲来。
由紀さおりと薬師丸ひろ子の一騎打ちシーンはかなり面白く、その果てのびるぜんばばぁ独断場はちょっとブフって笑っちゃったんですが(びるぜんばばぁのキャラは最高。)、それ以外はやっぱり退屈でした。ストーリーを追う必要すらなかったもんなー。
嬉しかったのは、オープニングの縦書きクレジットと「終」の文字で終わるラスト。コレ!これが欲しかったの『隠し砦』リメイクにも!!
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08.06.12 記
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