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[コメント] 殴られる男(1956/米)

ボガートとロッド・スタイガーは相変わらず良いと思う。本作のスタイガーの早口には驚かされる。ただし悲しいかなマーク・ロブソンが二流の映画監督であることがよく判る。画面に刺激がなさ過ぎる。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 例えば最初の試合の後、八百長の約束を守らなかった相手をシャワールームで痛い目にあわせるシーンの緊張感のなさ!排水溝へ流れる水を映しても一体何をやりたかったのか全然わからない。或いはテレビキャスターが年老いた元ボクサーにインタビューするフィルムの使い方なんかも酷い。ジャン・スターリングの一貫性のなさ等、女優の扱いもダメ。殆どボガートとスタイガーの二人に頼りきった映画だ。

(評価:★2)

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