[コメント] サラ、いつわりの祈り(2004/米=英=仏=日)
子供が主役とはいえ、キッズ・ムービーと呼ぶには余りに痛々しくて重苦しい作品。虐待を受けても、人間らしい生活を送れなくしてる原因でも、サラを想うジェレマイアの姿が、逆に痛々しい。例え二人の間に愛があったとしても、それが正しいとは思えない。['06.3.30DVD]
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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監督・脚本・主演の三役をこなすアーシア・アルジェントは、ともすればセンショーナルなるに描きがちな話を、冷静かつ冷徹に見つめる事によって、余韻を残すと共に観客に問題提起をする事に成功してる。
「?」と思う場面はあるが。
ピーター・フォンダ、オルネラ・ムーティ、マリリン・マンソンらの配役も的確。
しかし、ジェレマイアを演じるジミー・ベネット(7歳時)、ディラン・スプラウス、コール・スプラウス兄弟(二人一役、10歳時)は可愛いが、よくこんな役を演ったなぁ。
虐待されたりゴミ漁ったり、酒飲まされたりシャブさせられたり、男にレイプされたり女装したり…。
大人になってから見直したら、ビックリしないのだろうか?
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