得体の知れないモノ，自分の生命を脅かすかも知れないモノがうよめいているかもしれない、そんな中に無防備に首から下を浸けている…。 開放的でも開放感はない、息が詰まるような思い。 当事者の目になり，時には魚や鮫の目になり，時に遠目から，時に上から… 自然界に放り出された極限状態を体験できました。えも言われぬ恐怖を身体で感じました。

極限状態から、 助け合い相手を労わる気持ちを忘れ罪のなすり合いをしたり，取り乱したり， 段々希望は薄れ、心は徐々にネガティブ思考に支配されつつあっても、まるで自分に言い聞かせるように口ではポジティブな事を言ってみたり。 「愛してる」 どんな気持ちでこの言葉を相手に言ったのだろう。私は心に痛かった。

05.06.30@