[コメント] マラソンマン(1976/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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ローレンス・オリビエ演ずる元ナチの歯科医による拷問シーンよりもロイ・シャイダーのホテルでの暗殺未遂シーンの方が恐ろしかった。
DVD特典映像には「メイキング」「リハーサル映像」「マラソンマンの記憶:回顧インタビュー集」「オリジナル予告編」が収録されていてお買い得になっている。
「メイキング」は当時の貴重な映像だが画質が悪い。「リハーサル映像」はどこを削ったのかが分かって面白い。
一番興味深かったのは「マラソンマンの記憶:回顧インタビュー」だ。これにはマルト・ケラーもインタビューに応じていて英語が殆ど話せなかったので苦労した事などを証言している。
またダスティン・ホフマンはローレンス・オリビエに舞台俳優は声が大きいのでジョン・シュレシンジャーから「もうすこし声を小さくしてもらえないか」と頼んでくれるように言ったらしい。
すると監督は「言えるわけないだろう。相手はサーの称号を持ってる俳優なんだぞ」と言ったためダスティン・ホフマンから頼んだとか。
あとウィリアム・ディベインが「回顧インタビュー」に出ていなかったのはどうしたんだろう。出てたのかな。顔が変わっていただけかも知れない。
ラストのダイヤモンドに目がくらんだローレンス・オリビエは浅ましい最期だった。あのダイヤは絶対ガラス玉だと思う。間違いない。
特典映像って全部見るんですよ。面白いから。あと困るのは『007シリーズ』だと監督のコメンタリーが入ってたりするから二回続けて同じ映画を見ないといけない。困ったものです。
この映画は面白いけど好きじゃないから4点。
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