[コメント] 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者(2005/日)
ガンガン連載中に少し読んだだけでTVシリーズも観ていない私には、物語は分かるが、レギュラーの‘笑い’にはついていけない。それを辛抱すれば、戦争観、世界観の主張もあり、中々の力作は力作だが。L’Arcのテーマ曲も悪くない(TVと同じらしい)。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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アバンタイトルでこんなセリフが有る。ウラニウム(核兵器)について、「こんなものが有ると、かえって戦争をしたがる人間が現われるかもしれない」。今(2022年3月)ウクライナへ侵略戦争中のロシア大統領プーチンは、世界に脅しをかけて言う、「我が国は核の有数保有国だ」。核を持っていなければ、侵略しなかったのだろうか?
核については「人類の制御できない玩具」という言葉もあるが、この「したがる人間」発言も面白いと思う。
作品としては、本来のハガレンの物語に、歴史上のナチス党のミュンヘン一揆とジプシー(ロマ)の娘ノーアの話が絡む。3つの話のバランスが少し悪く、無理やりくっつけた感じがする。
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