[コメント] ステルス(2005/米)
登場する2種類の戦闘機の形状から、話のイカニモな展開まで、『マクロス・プラス』の臭いぷんぷんのオリジナリティのない話。ただ、ラストはアメリカ野郎の嗜好にぴったりな締めくくりだったと言えよう(笑)。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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三人のうち死んでもいいのは黒人男。それは最初から決まっていたことだろう。彼はテーマである「無敵の愛」(プッ)には関係のない存在だからだ。
だが、さんざ罪もない外国人を殺しまくっておきながら、愛し合う二人だけは生き延びる運命にあるのは、イカニモであろう。いくら北朝鮮が「悪の帝国」だからって、いきなり特殊戦闘機で密入国してきた敵兵を怪しいと思うのは当り前だろう。ミャンマーやロシアでだって、彼らは随分なことをやっておったのだよ。このへんにアメリカの、言うまでもない「世界の警察」気取りが垣間見える。
ところで、エンドタイトルを全て観終わり、そのあとのオマケ映像を脱力感たっぷりで観た方へ。人工頭脳と隊長が和解してしまうのもこりゃまたアメリカンテイストたっぷりだが、敵機(!)に特攻して息絶えた筈のエディのランプが、最後の最後でキラリと輝くのは、ありゃ『GODZILLA』のパターンですか?意味ありげに復活するけど、その後二度と現われないという…(爆)。
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