[コメント] ゼイリブ(1988/米)
実に薄っぺらいが…各シーンをぶつ切りにして評価すればあら不思議。天才的とも言うべき発想と演出の連続じゃないか!短編小説のような世界観とバカさ加減が絶妙。尻切れトンボになってしまったのが本当に惜しく、あと1時間は観たかった
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ジョージ・バック・フラワー(向こう側の人間になったオッサン)が「やぁやぁ、お前達も仲間になったのか」に大爆笑。不敵な笑みと、違和感ありまくりの髪型とタキシードが最高だねぇ。
「俺にはもう何も捨てるものはない!」という放浪のナイダであるが、地球がエイリアンに侵されていることを知ると、休む暇もなく銃をぶっ放す。サングラスの魔力だとか、今どのような現状なのか熟考する描写を一切せず、体当たりでエイリアンに挑む姿は、“無計画”であるが素敵なのだ(笑)。あのプロレスシーンにしても本当に捨て身で、暴力をもって危険を知らしめようとする人間らしさ、泥臭さが堪らない。
秘密結社のくだりもゾクゾクする。新発明のコンタクトレンズなんて最高じゃないか。そしてエイリアン(警察)の登場。……おいおい秘密結社、いくらなんでもくたばるのは早すぎじゃないかい(笑)。もっとじっくり、細かな攻防戦が観たかったよ。テレビ局での攻防も山場はまるでナシ。そのまま、ナイダが最低限の役目を果たすという「最期」を迎えるだけだ。
足りない。物足りない!!!
(オチは綺麗に決まっていたけどさw)
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