[コメント] マザー・テレサ(2003/伊=英)
マザー・テレサの我が身を顧みない献身の精神は充分理解できるのだが、物語にもう少し「遊び」が欲しい。事件とその対応に追われるマザーの行動に追い回されて、見ている側も立ち止まって考える余裕が欲しくなる。
マザーの「一書の人」…即ち聖書のみを知識とする素朴さ、暖かさとその裏にある厳しさは伝わってくるのだが、やはりこれは2時間で語りきれる物語ではなかったのだろう。
…しかしながら、このまま忘れ去ってしまうことのできる2時間でなかったことだけは確かだ。オリヴィア・ハッセーの熱演にプラス1点。
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