[コメント] ティム・バートンのコープス・ブライド(2005/英)
設定の強引さをもろともせず、粋な台詞の積み重ねで三角関係を浮き彫りにして映像の力で泣かせてくれる。王道に過ぎる所があるが、余計なもののない尺のやや短い作品に凝縮することで見せきった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ビクターに二人の女性があれだけの短い時間で惹かれたのは何故か。ちょっと無理のある設定だが、映像で見せきった。シーンが美しい。
エミリーは結婚の誓いの時には地上に現れたくせに、次に地上に出る時には面倒な手続きを踏んだけど、最後はみんなで地上に出てくる、ご都合主義の適当設定。逆に生きているビクターが何故死後の世界に入れたのかさっぱり。
死が二人を別つまでが結婚の有効期限というところから生者と死者との結婚が無効ではと言い出した所で、それを言ったら根底がひっくり返っているのだけれども話を続けるちょっと待てとつっこみを入れたくなったが、そんなことはどうでもいいと思わせるテンポ。
それでも何でも、ともかくすばらしい!
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