[コメント] 親切なクムジャさん(2005/韓国)
絢爛たる日本の少女漫画の世界。
可憐な映画と思った秦野さくらさん、ご愁傷さま。それでも彼女は☆4点。それだけ面白い映画です。
美しいヒロイン、美しい映像、美しくひたむきで残酷な復讐、可愛らしい想像(クムジャさんの夢のシーン)、物語めいた構成、…。
ぼくにはこれらの構造が日本の少女漫画の世界を思わせた。日本では少女漫画が映画化されても「日本映画」となってしまうので、是非パク=チャヌク監督に日本の少女漫画原作で映画を撮ってもらいたい。いや、別に念頭にある原作がある訳ではないんだけど…。
こんなにグロテスクでユーモラスな映画でも、子供の泣き顔が出るシーンでは別のスイッチで泣いてしまった…。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。