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[コメント] 綴り字のシーズン(2005/米)

Tikkun Olam=世界の修復というユダヤ教神秘主義の概念だけでも判りにくいのに、さらに意図的に難解にした演出構成には疑問も残るが、随所にあるファンタスティックで美しいシーンは忘れがたく、我慢して付き合うだけの価値があるドラマだと思う。
ぐるぐる

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「光を集める」ジュリエット・ビノシュは期待に違わない名演技で、特にラストの涙にはグッと込み上げるものがあった。

「神と会話する」娘役のフローラ・クロスも素晴らしい。父親役のリチャード・ギアは、娘が自分にない能力を持っていることを認めていたが、実際に娘が到達したステージを突きつけられて愕然とする表情が良い。

きっといつか、リチャード・ギアジュリエット・ビノシュに「あれが私の夫です」と誇らしげに言ってもらえる日が来るに違いない、という余韻が残った。

ああ、やっぱりDVD買おうかなあ。

(評価:★4)

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