[コメント] Jの悲劇(2004/英)
些細な心理を無限に膨れ上がらそうとするプロットは見応えがある。正直安っぽいとしか言い様の無いネタを、ここまで増大させた監督の技量を買おう。「赤」に重点が置かれた綺麗な映像と、イギリス人俳優達の演技合戦は深いものがある…。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ネタは安くとも、結末までの道のりは見応えがある。イギリス映画特有の映像美(背景と色調)と、しかもイギリス人俳優が巧い演技を魅せていたということもある。しかし、ジョーやクレアの人生を揺さぶるプロットは見逃せないのだ。人生の分岐路において、あの事件が起こる。そこにジェドなる男性が出没し、二人の歯車に軋みを生じさせていく。
結果を語ればストーカー男の話だ。
ただこれ、愛の話なんだよな。
そこがポイント。
Enduring Love(永遠の愛)だもん。
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