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[コメント] 女と男のいる舗道(1962/仏)

カリーナの魅力以外の内容部分、よくわからないんだよなぁ・・・
Keita

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ブリス・パランの即興の哲学討論などゴダールの映画らしい場面に思えたが、よくわからないんだよなぁ・・・

 だが、実験的な手法は評価したい。演劇的に表現するためにその場の音をそのまま使ったなど、ヌーヴェルバーグの精神が伺える。撮影も見事。個人的にはそこまで好きな顔ではないアンナ・カリーナだが、様々な角度から彼女が生きるように撮られていて、不思議と魅力があるように見える。それは『女は女である』でも『アルファヴィル』でも同じこと。この映画では『裁かれぬジャンヌ』を見て涙を流すシーンの美しさが見事。全体的にモノクロ映画としては映像の質が非常に高い。

 アンナ・カリーナや美しい映像を見る分には良かったが、内容はよくわからないんだよなぁ・・・

(評価:★2)

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