恋人や仕事に問題を抱える青年の人生の再出発の決断までを描いた映画｡

優柔不断な主人公ジュリー役ジェイソン･ビッグズの演技がコミカルでいい味を出している｡まさにはまり役｡

恋人にも仕事でも嫌なことを断れないお人よしの主人公が､風変わりな先輩脚本家からアドバイスを聞いて､今の生活に見切りをつけようとするストーリーなのだが､ばたばたした展開が多く､話が整理仕切れていないわりに､終盤ではドタバタ騒ぎに紛れていくつかの問題がいつの間にか解決してる感じで､やや手を抜いている気がする｡

映画としては､ジュリーがアマンダとの恋愛問題よりも､マネージャーとの仕事に対する問題への悩みが多い印象で､主人公が恋人よりも仕事を優先させている感じが伝わってきてよかった｡