[コメント] 僕のニューヨークライフ(2003/米=仏=英=オランダ)
「ブニュエルだー!ぎゃー!」と小ネタに嬉しくなった。でも映画自体の内容や作りはかなりロメールっぽいと思った。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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恋や仕事に悩む若者たちがいて、彼らをとりまく(いろんな意味でまだまだ現役の、見方によっては主人公たちよりもよっぽど子どもな面をもつ)オトナたちがいて。
で、話自体は、たいしたことないと言えばたいしたことはなくて。さまざまな引用や格言的な言葉が連打されはするけれど、実はそれらすべてが大事というわけでもなくて。
出てくる人々の職業や趣味性とでも言えばよいのか、社会的階層もほぼかぶっている。
政治的ともとれるネタがぼかしぎみに(でも実はあからさまに)挿入されたりするのも同じだし、あくまでも喜劇タッチであるところや、艶笑ネタが随所に盛り込まれているにも関わらず決して下品にはならないのも同じ。
言わずもがな、さりげなく名所案内映画であったりもする。
まー、パリがニューヨークになってるし役者が華やかになってるし、かつ音楽ネタも増えてるけど。
精神科医ネタが加わったというのもアレンならではかもだけど。
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