[コメント] 僕のニューヨークライフ(2003/米=仏=英=オランダ)
相変わらず最新ニューヨーク調アレンのセリフが機関銃のように画面にあふれる。結局若い二人のラブストーリー仕立てにしてあるけれど、すべてアレンの独白なのだ。
しかし、ニューヨークではこの手の会話が少し機知があるシニカルなものであると捉えられているのであろうか、、。
大体僕はアレンが苦手である。彼のペシミズムも偽善的だし、彼のほとんどすべてが僕とは波長が合わず(「アニーホール」「インテリア」辺りの中期の作品はそうでもなかったが)、もう見るのを前作「ハリウッドハリウッド」でやめようと思っていたぐらいなのだ。
でも、また何となく気になって見てしまった僕の完全なる失態である。しかも、嫌いな女優のクリスティーナ・リッチまで出演しているのだから、本来この作品を批評することはもはや不可能なのだ。
えー、本当にそれだからと言ってるわけではないのですが、アレン様の饒舌にお付き合いするほど僕は暇も、お金も持ち合わせていないのは事実です。
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