[コメント] オペラの怪人(1943/米)
その主題はクロード・レインズなどいなかったことにしましょうという上流階級の神経症発病でしかないし、撮影はシャンデリア落下を筆頭に余りにももっさい。なんじゃこりゃのレベル。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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舞台で傾けるグラスなど空に決まっているだろうし、シャンデリアが落ちても怪我人が出ないのもご都合主義。最後に地下室が崩壊するのはレインズの怨念なんだろうか。哀れな父としてのリアリズムは無視されて亡霊扱いになっている訳で、何がしたいのか意味不明。脚本チームの仲が悪かったのではないだろうか。何も起きなかったかのように恋敵のギャグで閉めるラストは真面な神経ではないと思う。本作でいいのは中盤「Amore et Gloire」におけるスザンナ・フォスターの歌唱のみ。
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