コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] シンデレラ・ストーリー(2004/米=カナダ)

ヒラリー・ダフチャド・マイケル・マーレイというティーンアイドルが巧く作用されたオイシイ作品だと思う。ガラスの靴が携帯電話だったり、現代版として楽しめる。ただ新鮮味が皆無な展開と悪質なイジメには…未公開に頷けてしまう
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







オリジナルのシンデレラが「あー、こういう話だったね」と少し懐かしい気分になれた。それも束の間、携帯電話やハロウィンパーティ、そして王子が学園一の人気者だったりと、それらの独創性が興味を誘ってくる。これだけは面白い。

ただ一つ、サムが落とした携帯電話がオリジナルでいうガラスの靴なのだが、その後、携帯電話が話に絡んでこないのは頂けない。オリジナルではガラスの靴は最重要のアイテムのはずだ。王子はガラスの持ち主を探す為に奮闘する。そこで初めて、ガラスの持ち主がシンデレラであることに気付くのだ。しかしながら、この作品では悪質なイジメによって携帯電話の持ち主がサムであることが判明してしまう。本来ならばロマンティックであるはずの場面が、これでは台無しだろう。かなり残念なシーンだった。

個人的に、マーレイはブラピやトム・クルーズのようなスターの階段を駆け上がるのではないか……と予感している。この作品では温和な性格の人物を演じていたが、『蝋人形の館』で魅せたツッパリ兄ちゃん(笑)は本当に格好良い!!!陰ながら応援しようと思う…!

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。