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[コメント] 歓びを歌にのせて(2004/スウェーデン)

「音楽で人の心を開く」というテーマです。隠遁のために生まれ育った村に戻った世界的指揮者ははじめてそこで本来の念願をかなえる、といったハナシなんですが、僕には少々優等生的なところが僕の脳裏で葛藤をしております。
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







いくらなんでも現代においてキリスト教の罪の意識を感じ取っている人がおりますでしょうか、、。

現代の若者が教会の聖歌隊に入るでしょうか、、。

とか、一人一人が歌によって自由に解放されるわけですが、いかにもという感じなのです。僕がひねくれているからなのかもしれませんが、、。

ラストのあの壮大なシーンは、でも感動しました。あんなのは今までになかった映画シーンです。

でも僕だったら、指揮者のクローズアップでストップモーションにして、今までのストーリーはすべて彼の幻想だったことにして映画を終わらせます。その方が自然であるからです。ちょっと乗りすぎかな。

(評価:★3)

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