某作品 にオスカーを取らせなかった悪役として、半ば興味本位から観た作品。

それを数年ぶりに見直してのレビュー。

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良く出来た脚本であると誉めたい気もするが、出来すぎが鼻に付く部分もたしかにある。

とはいえ、個々のエピソードの中には実にしっかり絡み合っているモノがある。

・鍵屋の娘を撃った銃が空砲だったワケ。

・ディレクターの夫と溝を作る原因になった警官に、夫との嫌な別れの直後救出される妻

・これだけ詰め込んだエピソードがラスト近くで、たった一晩での出来事だったと

　気づく（冒頭の死んだ若者＝若手警官が射殺した チードルの弟）

うーん、でもやっぱり、一歩間違えば うそ臭い映画になりかねないなぁ。

演出が見事だったんでしょうね。