誰から見ても美しい姉弟という設定は、漫画や小説ならともかく役者が演じるとなると、観る人によって顔の好みがあるから辛い。

忍成修吾はともかく、椎名英姫はブス。

ってか出てくる女は、ブスばっかり。

ちなみに“アニムス”とは“理想の男”、“アニマ”とは“理想の女”という意味らしい。

アナタの理想を、押し付けられてもねぇ…。

なんで女性監督って、撮りたい画やセリフばっかりが先行して、物語が独りよがりで観念的になりやすいんだろ？

自信満々で撮った美しい画なんだろうけど、どっかのファッション誌やインテリア雑誌で見たような画だし。

近親相姦だの、ホモだの、オカマだの、ドラァグクイーンだの、性同一性障害だの、そんな物で刺激的だと思ってる時点で古臭い。

オカマの美容院店長（って言ってもオネエ言葉なだけだから、正しくはホモ）を演じる田中要二が面白い位で、あとは詰まらな過ぎて目が腐りそう。

初監督作品らしいので、次作に期待。