随分前に予告編を観てとても楽しみにしていたのだが、公開時見損ねて、えらく時間をおいてようやくDVDで視聴。他のみなさんおっしゃるようにクリスチャン・スレイターが序盤で死んで大爆笑。たまに悪役やるからどっちサイドかわからなくなるヴァル・キルマーもやられちゃうし。有名人が死んでしまうと、役名どころか俳優の名前もわからなくなる。最後犯人がわかったのに「え、誰キミ？」という疑問が頭の中をぐるぐる。それよりも「ひょっとしてＬＬ・クール・Ｊも殺すの、ハーリン？」ていうことが心配で心配で。

　サスペンスとして観ていいのか微妙なところだが、レニー・ハーリンにしては破綻度が少なくて「ハーリン・サスペンス」ってジャンルにはなってたかもしれない。でも、プロファイラー候補生があれだけいて、誰一人ちゃんとプロファイリングしてるところが見られなかったのが残念。「プロファイラーも所詮人の子」とか言っちゃうんだろうなあ。もう、どれだけ「志村うしろー！」なシーンがあったことか。プロファイラーなら気づけよ、と。

　また犯人も犯人でマメ。いつあれだけの罠を仕掛けたのか。特にドミノ。というかピタゴラスイッチ。あれ作るときに何度も失敗してたら大変だろうな、とか余計な心配しちゃったよ。