ま、プログラム・ピクチュア好きのワタクシとしましては一応観てきた訳です。この不景気のご時世（政府は好景気に転じたといってますがワタクシの財布は一向に好景気には転じません）、公務員に対する風当たりも強い中どういう映画かと思っていたのですが、織田裕二が途中までダメダメだったのが新鮮といえば新鮮（ブルース･ウィリスが「アルマゲドン」の途中で死んじゃうのと同じくらい）。 お話自体も上手くまとまっていてそこそこ面白かったのですが（最後のオチがちょっと現実的過ぎてげんなり）、でも映画館の大スクリーンで観る必要はないのではと。つまりTVドラマもしくはレンタルビデオで十分。 折角最近日本映画が活況を呈しているので（低予算の日本映画でも面白いものあり）、フジがバックについていて予算が他の映画より潤沢であろうこの映画だったら「映画である必然性」をもうちょっと見せて欲しかったな。