[コメント] Vフォー・ヴェンデッタ(2005/米=独)
非常に良くできた映画。ツボが押さえられていて、飽きさせない。ご覧になるならぜひ映画館で。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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さすがに『マトリックス』を創っただけのことはあるな・・・と思える作品。予告編や前評判では『マトリックス』の香りがプンプンしてたけど、見てみるとそんなことはなく、ほんのり鼻先をくすぐるくらい。
正義とは何か?とか、今の世の中を風刺してる!とか、深く考えさせられる話なのだけれど、そこは映画ですからキチンと楽しませてくれる。この辺もウォシャウスキー兄弟の映画作りに対するこだわりが強く感じられた。
そしてなんと言ってもヒューゴ・ウィービングの演技がスゴい!!エージェント・スミスの時も仮面を付けてるような演技だったが、ホントに仮面を付けてもVの感情を表現できているんだもの。その演技はラストに群衆が付ける仮面にすら乗り移っているようなインパクトがあった。恐るべし。ナタリー・ポートマンも相変わらずの女優魂で、その演技は近いうちにあらゆる賞を総ナメにするな・・・と思わせる。というかこのままいくと、賞なんかいくらでも付いてくるなぁって感じ。
衝撃的な感覚こそやや足りないものの、ホントに楽しめたことは間違いない。ちょっと長めの映画だからポップコーンをしっかり買って見たのだけれど、そのほとんどが残ってしまった・・・。この映画が面白く相当のめり込んでいたことがよく分かる。
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