[コメント] 嫌われ松子の一生(2006/日)
「ま〜げて〜のばして〜」の唄とあの顔は一生忘れません。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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原作は知らないが、ビジュアル的にようやったっ!という傑作。 子供にはあまり見せたくない映画だが、裏「フォレストガンプ」というべき作品でしょう。
人生はチョコレートのようなもので、食べてみなけりゃわからない、のがフォレスとガンプなら、 人生は「なぜ、どーして?」の連続だった松子の人生でした。 フォレストには無条件に愛情を注いでくれる母の存在があった。しかし、松子には愛情にこたえてくれない父親が居た。(決して父は愛情が無かった訳ではないと思うが、不器用であった) 父の唯一の笑顔を見たいがために「あの顔」をしてしまう。愛情を求めて、自分の存在価値を求めていた。 他人とのつながりを求めていた一生なのではないか?
求めていた松子が、実は皆に愛を与えていたかもしれないという皮肉なお話。
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