[コメント] ダ・ヴィンチ・コード(2006/米)
監督・役者・スタッフ、ほとんどの方が堅実で平均的な表現力を見事に維持したのっぺりムービー。その剥き出しの”お仕事感”が凡庸さに輪をかける。イアン・マッケランだけボーナスあげたい。
ウチの家族が大量投入された宣伝を真に受けて、鑑賞前から
「ものすごい映画なんだから見ないと!」と息巻いていた姿がひどく心に残った。
私は宣伝広告というのは”疑惑”から入るくらいがちょうどいいように思います。
疑惑というと言葉は悪いけど、広告の裏(意図)を読む作業は情報過多な時代において
自分を守るための必要な防衛行動ではないかと思うのです。
「だまされる方も悪い」と言う声に、私はかなり賛成の立場です。
(もちろん宣伝にお金をかけた映画にも良作はたくさんあるけど、この作品の
あまりの”無害さ””お仕事感”に、思わずこういった感情を覚えてしまった)
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