[コメント] ミッドナイト・シティ デトロイト恐怖の一夜(1985/米)
スピーディな展開と親父の奇想天外な行動を楽しめてしまう。夫婦を追いかけるギャングは何故そこまで必死になるんだと疑問もあるが、それ以上にひっそりと静まり返った中での逃避行は見物だ。しっかし夜7時以降のデトロイトって一体…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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20年前のデトロイトの治安の悪い地域ってのは、本当にあんな雰囲気なのか?バーは7時に閉店するし駐車場も7時に閉まるって正直あり得ない(笑)。親父が気付いたときには通行人1人いねーってオイ。いや、そこが面白すぎるんだけど。
逃避行への前フリを短い間に描いている点は良い。地方から出てきた夫婦、また商談の失敗で自暴自棄する親父などなど。突如として逃避行を繰り広げるより、こういった前フリがあるおかげで見応えも増す。
笑えるシーンもいくつか。「駐車場の番犬に何一つ太刀打ちできない親父」「ちょっと抵抗されただけで夫婦をぶっ殺しにかかるギャング」「警報機を鳴らす為に商店のガラスを割りまくる親父」「なぜか劇場で眠る死体」「簡単に動いてしまった電車。はしゃぐ夫婦」「正当防衛だがギャングの脳天を角材でカチ割った親父」
そして、極めつけが「格闘終えたら外は通勤ラッシュ」である。これには思わず声出して笑ったぞ。そ、そんな短時間で…!!
なるほど…と思ったのは、夫婦が逃避行を繰り広げていたのは本当に狭い範囲内だったってこと。それを告げる警官もニクイ。
結構な掘り出し物でした。以上。
これを楽しめた方は『ジャッジメント・ナイト』を是非。普通は俺みたいに逆だと思うけど(笑
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