[コメント] 淑女は何を忘れたか(1937/日)
1時代が終わったスターが滋味とも言えるオーラを発散するという意味で、この栗島すみ子は『代理戦争』の旭に匹敵するかも知れない。ルビッチに傾倒する小津が未だ偏固ではない柔軟性を醸した時代の逸品。この夫婦観は割れ鍋に綴じ蓋の至福。
(けにろん)
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