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[コメント] 風の中の牝鶏(1948/日)

貧困と愛情と売春という切羽詰まった問題を、センセーショナルにではなく終戦直後の日常の話として描くところが小津らしい。意図したかどうか分からないが佐野周二田中絹代のバカ正直で苦悩に満ちたやりとりにSM的エロティシズムと連帯を感じる。
(★3 ぽんしゅう)

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