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[コメント] ヒルサイド・ストラングラー 丘の上の絞殺魔(2004/米)

エド・ゲインやテッド・バンディ作品を手掛けてきた製作陣だからか、ただならぬ意気込みを感じる作品…。とは言え役者の迫真の演技は良いし、「実録」主義な展開にしては殺人にのめり込む狂気が伝わってくる。少なくてもB級臭さは無かった。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ヒルサイド・ストラングラー事件について記してあるいくつかのサイトを見て回ったが、この作品がいかに真に迫ろうとしていたか窺い知ることが出来た。言わば「実録」主義で、犯人の背景よりも犯行優先。そこから犯人の狂気を読み取ってくれ!という作品のメッセージはよーく分かる。

実際のビアンキも相当おかしな人間だったらしいが、敢えて作品にいちゃもんを付けるならば、「なんて杜撰な犯行なんだ!」ということ。警察の捜査網から逃れる術が全く描かれていないが、見る限り、かなり杜撰。もし本当に杜撰だとしたら…当時、警察への風当たりはかなり強かったのではないか…。

それでも、意外にもよくできた作品だと思う。

以上!

(評価:★3)

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