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[コメント] キートンの歌劇王(1932/米)

「Speak Easily=何でもあり」という言葉通り、歌も踊りもドタバタもロマンスもあって楽しいんだな。キートン自身もMGMトーキーの中ではお気に入りの1本というだけある。脚本頼りな作品だが、しっかり順応できたキートンを評価したいね。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







当時の劇団の裏側も、少しだけだが垣間見れる。あの劇団のように、厳しい現実に直面する劇団も多かったのかもしれない。また映画界の波に押されていたのでは?とも思うし、この作品自体が映画なのだから皮肉といえば皮肉なこと。

(結局、一流の歌と踊りは本編には登場しないしね…。せめてキートンの歌声が聞きたかったなぁ)

ポスト教授の秘書、ジェンキンス氏が全て画策したことだが、事態をそのまま放置していたっていうのは酷すぎやしないか(苦笑)

(評価:★4)

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