[コメント] マイヨ・ジョーヌへの挑戦 ツール・ド・フランス100周年記念大会(2004/独)
過酷な競技世界でスーツケースの渡り鳥生活を十数年してもなお「神様、あと一年やらせてくれ」と毎年呟かせる中毒性のオーバードーズ。ロードレースは競技そのものがドーピングなのだ。
名言至言の宝庫である。選手も、観客も、取材記者もメカニックもマッサーも恐らく元選手である監督も、この過酷な競技を本当に良く知っている。積み重ねてきた歴史、文化として根付いたスポーツ。雪の残るアルプスの雄大な景色をバックに腹の出たおっちゃんが安モンのバイクで走ってたとしても、我々は強烈な羨望を感じないではいられない。ノザキのコンビーフが貼ってある電信柱だらけの日本のロードレースを見ても感じられない何かが、本場にはあるのだ。
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