[コメント] シェルブールの雨傘(1964/仏)
さけられない別れ、忘られない恋、元には戻れない二人。
いきなり歌で始まったので、いつから普通のセリフになるのかなと思ってたら、最後まで歌いっぱなしだったのでびっくりした。ていうか、10分経過したくらいから「あ、これは最後まで歌だな」とは覚悟したんだけど。
お話そのものは、恋をしたことのある人の多くが経験する、「自分のチカラではどうすることもできない別れ」の話だ。本当にただそれだけの物語のはずなんだけど、別れのシーンで流れる主題歌が無数にある映画音楽の中でもまれに見る名曲であるために、ギーとジュヌビーエーブの二人の物語は「ただそれだけ」以上の存在になったのだろう。
物語の最後は、これもひとつのハッピーエンドなんだろうな。
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