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[コメント] 雨月物語(1953/日)

幻想的な映像美に感嘆。カネと出世or平凡→
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







映画の教訓:欲はよくない。これは、いまの価値観ではどうでしょう。賛否両論ありそうです。

♪あなたの夢をあきらめないで Boys,be ambitious.

たしかに源十郎(森雅之)はカネ、カネ!で、危険に身をさらしてもカネを優先させようとした。藤兵衛(小沢栄)は出世欲。

夢のない男でいいの?男の夢をさまたげるの?カネ持ちの妻やサムライの妻になりたい女性もいるのでは。現代も。

いや、夢はいいけど、平穏な暮らしでいいじゃないの、という人もいる。

ニッポン男児普通化計画。変にいきがった人はイヤ。高望みじゃないの、普通でさえいてくれれば。

夢から覚めた源十郎と藤兵衛。彼らには“終わりなき日常”が始まった。 そう、これでいいのだ、と。

柴田勝家 vs 羽柴秀吉?、そして丹羽。

1999年に湖西、湖北、竹生島、長浜を旅行しました。琵琶湖の北側はまだ自然が残っていてよかったです。湖面はおだやかでした。朽木の郷は行かなかったなぁ。

(評価:★4)

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