コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 海底2万マイル(1954/米)

これ小さい頃観たっけ。ラストが印象的で、当時ノーチラス号の技術のどこが凄いんだろう?と思ったけれど、今観て思うのは、凄いのはデザインだけで肝心の技術は「超凄い」ってことしかわからない適当な作品。今も昔も印象が同じって私はやな子供だったかも。
スパルタのキツネ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







船に(飛び道具ではなく)体当たりをかますノーチラス号は確かに凄いと思う。でもこれって『ベン・ハー』の時代の戦法では?

メモ

ペリー、ハリスが日本に黒船で来た頃の1868年を舞台にしている。 冒頭、アリーナに停泊中の帆船群はなかなか良かった。 ノーチラス号が戦艦(黒船)と真っ向から闘う姿勢は、日本人的には後の歴史をも左右する話なので、西欧諸国の黒船がアジア・アフリカに及ぼした影響も触れてほしいところ。 劇中で白人奴隷の挿話があったけれど(ネモ船長とノーチラス号のクリューは奴隷出身)、白人どうしが争った理由(=殖民地獲得競争)を描かないことには、時代性や、国境のない海に生きるネモ艦長のメッセージは伝わらない。

あんまり言いたくないけれど、所詮はディズニー。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。