[コメント] ウディ・アレンの 影と霧(1992/米)
豪華なキャストがそれぞれいい演技をしていて、霧がかった世界が最高。「予感」を巧く描いた映画だ。
雰囲気が実に素晴らしく、話の組み立ても素晴らしい。エスター・バリントの登場には何よりも驚いた。
嫌な「予感」、いい「予感」、そういうものを「影」と「霧」で素晴らしく描いていた。この映画を見た後、「アンゲロプロスはなるべく影が映像に映らないように撮影する」ということや「影(shadow)は複数形になるけど、霧(fog)は複数形にならない」といったような様々な思索を思わずめぐらしてしまった。
芸術作品だった。
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