[コメント] ヴァーリヤ! 愛の素顔(1983/露)
まさに二人劇だ。夜中の劇のため、重苦しい雰囲気が漂い見ているほうも睡魔に襲われるなど厳しいものがあるが、そこはミハルコフ、映像は秀逸だし、二人の演技力も鋭く、90分を持たせている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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セリフによってそのうち二人の歳月を観客が知る構成になっているので、少々単調な内容なのだが、ラストにかけて動的になっていく辺りはさすがミハルコフとうなるシーンもある。
題名のヴァーリヤも結局画面に出ないまま映画は終わるが、その納屋での光の射すシーンは希望のシーンでもあるのだが、ミハルコフの薄ら笑いが聞こえてきそうだ。
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